朝、今日も急いでメイク。
働いている女性なら、これからまた、大変な1日が待っていることでしょう。
戦場に向かう準備をととのえねば。しかし、ここに大きな問題が! メイクの時点で、あなたは強いストレスを感じていたのです。
メイクのとき、脳では何が起きている?
楽しいとき、うれしいとき、悲しいとき……私たちの感性の変化は脳波にも現れます。
脳波を測定すれば、感性の状態を数値で把握できるそうです※。
測定できるのは、
- 「好き度」…好ましいものに対して、または嬉しいときに上昇
- 「ストレス度」…ストレスを感じているときに上昇
- 「ワクワク度」…何かに対する期待が高まり、ワクワクしているときに上昇
- 「興味度」…何かに対して、もっと知りたい、もっと見たいという意欲が高まると上昇
この技術を、メイクを行う女性に応用すると、興味深い結果が得られました。
※「感性アナライザ」とは
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科・満倉准教授と株式会社電通サイエンスジャムの共同開発装置。ヘッドセットをつけて測定するだけで、脳波を解析して1秒毎に測定可能。そのどきどきの感性の変化を瞬時に評価できるシステム。
自分のすっぴんを見ると「ストレス度」が上昇
自分がすっぴんのときの姿と、フルメイクのときの姿。この2つでは脳の反応が異なっていました。
↓自分のすっぴん・フルメイクを見たときの「ストレス度」の違い
このようにフルメイクのときに比べ、すっぴんは見ただけで強いストレスを感じていることが分かりました。
つまり、洗顔を終えてメイクをしようと鏡を覗き込んだ瞬間、脳はストレスを感じていたのです。
一方、メイクが完了し、フルメイクの状態になればストレスは和らいでいると考えられます。すっぴんでいる時間はそう長くはありませんが、毎日続くことなので、ストレスはできるだけ和らげたいですよね。
見るだけでストレスが下がるアイテムとは?
メイクの時間は、女性のストレスをただ上げるだけではありませんでした。
あるものを見ると、ストレスの数値が下がり、代わりに、嬉しいときに上がる「好き度」の数値がアップしたのです。そして、それを実際に使うと、この反応はさらに大きくなりました。
↓あるものを使用したときの「ストレス」と「好き度」の変化
そのあるものとは、
キラキラのデザインが施されたボトルでした。
専門家の見解
今回の調査結果を受けて、
専門家の満倉靖恵先生(慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授)は次のようにコメントしています。
毎日何気なく見ている自分の「すっぴん」ですが、今回の試験では、女性は自分の「すっぴん」を見ると無意識にストレスを感じることが明らかとなりました。一方で、スキンケアで使用するアイテムの容器に「キラキラ」のデザインが入っていると、気持ちが高まり、ストレスを抑えることが実証できたことから、スキンケアアイテムのデザインが、面倒と感じる毎日のお手入れを楽しむ1つのきっかけになると考えられます。
自分のすっぴんを見ただけでストレスを感じるなんて少し意外ですよね。でも、私にも思い当たることはあります。それは、すっぴんはすっぴんでも、シミやニキビ跡が気になっているときのすっぴんです。シミやニキビ跡には美白ケアが有効だと言われています。
まとめ
自分のすっぴんがストレスだったとはちょっと驚きでした。
毎朝、なぜだかイライラするのは時間がないせいかと思っていら、まさか、自分の顔が原因だったとは!!
「キラキラボトルはストレスに良い」と、なるほど。普段、キラキラボトルを好んで使っている人は、無意識に自分を良い状態にしてくれるアイテムを選んでいたんだね。鋭い感性だ。
ここではキラキラボトルがテーマだったけど、他のデザインだったらどうなんだろう?
キラキラ以外でも、自分の好きなデザインに良い効果があったらうれしいよね。
でも、きっとあるよ。何となくそれが好きだと思うのには理由があるはずだから。これからも、お気に入りのアイテムを身の回りに置いておけば良いことがありそう。何を選んだらよいのか確信が持てないという人は、キラキラボトルをどうぞ。
参考:カネボウ化粧品による調査
調査方法:インターネット調査(2018年4月10日~13日)
調査対象:全国20~34歳の男性・132名、女性・241名
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000173.000016220.html)